画像の引用:Facebook Horizon | Oculus
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2024年5月20日月曜日

Meta社からの発表が待たれる廉価版の『Quest 3』は発売するのか?


VRユーザーが期待する『Quest 3』の廉価版

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廉価版の発売が待たれるQuest 3


2024年5月20日現在、Quest 3の価格はMetaの公式サイトにて74,800円で販売されています。


これでも軽く10万円を超えてしまう他のVRデバイス(Apple Vision Proなら50万円)よりも断然安いですが、Quest 2が3万円台で買えた時のことを思うと、7万円という値段は「普及」という意味では高いような気がします。


そのため、Quest 3の廉価版が出ないかと期待するユーザーも数多く存在します。


海外のVR専門サイト『UPLOAD』でこんな記事がアップされました。


https://www.uploadvr.com/quest-3-lite-quest-3s-rumor-roundup/


翻訳した内容を抜粋すると「聞いた話ですが、Meta社は『Quest 3』より安価な廉価版のリリースを目指しており、『Quest 2』に取って代わる商品を準備をしているという十分な証拠があります。商品名は『Quest 3 Lite』または『Quest 3S』だと噂され、近い将来に発表されることは確実でしょう」とコメントされています。


正式な発表がないため、噂の領域を出ない内容となりますが、もしMeta社が廉価版を出すのであれば買う人が増えるのは間違いありません。


用途に合わせて商品を選ぼう!


正直なところ、「メタバースの世界を楽しんでみたい」という興味のある方は、Quest 2で気軽に体験することができますし、今でもAmazonなどで安く買えます。


一方で、Quest 3は家の中で本格的なバーチャルオフィスを組んでみたいという方に向いており、カラーパススルーを通してキーボード入力やスマホの画面を見るなど、高価であるからこそのメリットがあります。


廉価版でもQuest 2のように3万円台で買えるかは分からないため、もし出費が苦しい場合は、用途に合わせて選ぶのが「今は」最適だと考えられます。


……しかしながら、もし廉価版が3~4万円台で買うことが可能で、Quest 3と同等、もしくは近い性能であるならば確実に買いだと言えるでしょう。


また、『Batman: Arkham Shadow』のようにQuest 2に対応しないゲームも近々発売されるため、普及と言う意味での廉価版の発売は、Meta社にとっても課題の一つだと思います。


廉価版はコントローラーなしになる可能性が


UPLOADの記事ではこんなコメントがあります。


Meta社は廉価版を300ドルの価格で販売することを目指しており、コントローラーなしでヘッドセットを個別に販売することを少なくとも「検討」していた。ただし、ここ数か月の間にマーク・ザッカーバーグ氏がTouch Plusコントローラーを賞賛しており、彼はQuest 3がApple Vision Proより優れていると話しています。


一応ではありますが、Quest2/3はコントローラーなしでもハンドトラッキング機能で画面の操作が可能です。


そのためMeta社の技術者は、コントローラーの個別販売で低価格化を実現するつもりだったのかもしれませんが、マーク・ザッカーバーグ氏が横で絶賛しているので、黙ってしまったというのが実情だと言えるでしょう。


……実際のところ、ハンドトラッキングだけで画面を操作するのは非常に骨が折れます。


Touch Plusコントローラーはマウスのような役割もあるため、画面上をピンポイントで選択するには必須のアイテムですし、ゲームをプレイする際も手放せません。


ただし、コントローラーが原因で300ドルの販売達成が難しい場合、350~400ドルくらいの値段になってしまうというジレンマもあります。


今は円安なので、日本では4万円~6万円ほどで販売される懸念もあり、「それだとQuest 3でいいよね」という結論に至るので、なかなか厳しい話だとは思います。


また、性能の予測ですが以下の図になるとのこと。



気になったのが「パンケーキレンズ」ではなく「フレネルレンズ」なので、Quest 3よりも重くなってしまうかもしれません。


カラーパススルーもQuest 3より粗く見えてしまう可能性があり、この点に関しては廉価版という意味で妥協するポイントだと思います。


Meta社はプロ版の高価格デバイス『Meta Quest Pro』を開発しましたが、そのプロ版よりもQuest 3の方が優れていたというおかしな(?)実績があるため、今回ももしかしたら……という期待はあります。


もし使い勝手が良くて、しかも安ければこれほど嬉しいこともないので、Meta社からの正式な発表を楽しみにして待ちましょう。


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