画像の引用:Facebook Horizon | Oculus
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2020年4月22日水曜日

Oculus Quest / Goのシステムソフトウェアがv16にアップデート


Oculus Quest / Goのシステムソフトウェアがv16にアップデートされ、その詳しい内容を説明しています。
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Oculusの主要デバイスがv16にそれぞれアップデート


Facebookでは4月16日、Oculus Quest / Goのシステムソフトウェアが「v16」にアップデートすると報告。

今回のアップデートで注目されるのはルームスケールトラッキングが強化され、ハンドトラッキング機能を使用しての「ガーディアン境界」の設定が可能になりました。

Oculusのガーディアン境界とは、定義されたプレイエリアの境界にユーザーが接近すると、アプリ内の壁と床のマーカーが表示される仕様のことです。


画像の引用元:https://developer.oculus.com/

ユーザーから遊ぶ部屋の「壁と床」もしくは「床のみ」に境界を設定することが可能で、センサーを搭載するOculusu Questでは壁と床を認識させることで衝突を回避することができます。

※Oculus Goはセンサーが搭載されていないため設定は不可

参考サイト:
Oculusガーディアンシステム
https://developer.oculus.com/documentation/native/pc/dg-guardian-system/?locale=ja_JP

欧米の部屋は比較的広いものが多いですが、日本の狭い住宅事情を考えればガーディアン境界の設定は不可欠です。

その境界の設定を「コントローラーフリー」を目的としたハンドトラッキングで可能になったのがv16の注目点。

ヘッドセットを装着すればコントローラーなしですぐに遊べるため、よりスピーディかつ直感的にOculus Questを楽しむことができます。

Oculusでは去年の12月にハンドトラッキング機能が追加されましたが、今後も性能を高めつつ、将来はコントローラーフリーの実現を目指しているため、今回のバージョンアップもその一部だと考えられます。

またソーシャルな機能では、スマホのFacebookアプリの使用中に特定のコンテンツに対して「VRで開く」オプションが表示される場合があり、クリックするとVRデバイス側でそのコンテンツが自動で開いてくれます。

他にも、ホーム画面を公式の「バーチャルルーム」から、自分の部屋の画像に設定することができるようになりました。

Oculus Questには前面にカメラが搭載されていますが、このカメラには「パススルー」機能が実装されています。

パススルー機能を活用することにより、部屋の様子をディスプレイで表示し、その画像をホーム画面に反映することがv16で可能になりました。

Oculus QuestがよりMR(複合現実)に近い機能性を持つようになり、今後も活用の幅が広がりそうだと期待が寄せられています。

参考サイト:
Quest / Go Build 16.0 Release Notes
https://forums.oculusvr.com/community/discussion/88388/quest-go-build-16-0-release-notes

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