Oculus Quest 2と連携したFacebookはどんな個人情報を収集しているの？
Oculus Quest 2を通してFacebookが個人情報を集めている？
最近発売したOculus Quest 2ではFacebookとの連携が必要ということで、国内だけでなく海外でもプライバシーの観点から問題視されています。
特に日本では海外ほどFacebookが主流のSNSではないため、新しく作成したアカウントや更新が滞っている幽霊アカウントを使うことによりBAN（停止、剥奪の意味）されてしまい、デバイスが使えなくなる問題が起きています。
アカウント停止が起こらずOculus Quest 2を使えたとしても、Facebookが常に監視している状態のため、居心地の悪さを感じる方もいるのではないでしょうか？
Facebookが収集する個人情報
Facebookを活用した方ならご存知の通り、プロフィール欄では様々な項目を入力する必要があります。
それは本名から出身地、学歴、働いている職場、個人スキルなど多くの種類があり、ビジネスでFacebookを活用する場合においては、信用を得るために詳しく書いている方も見受けられます。
あくまで入力する内容は個人の判断に任せていますが、最近ではアカウント作成する際に身分証明写真を送付する必要があるなど過去に比べ審査が厳しくなっており、プロフィール欄も詳しい内容を求められる傾向にあります。
匿名でSNSを楽しみたい方や個人情報をネット上に掲載したくない方が、今回のOculus Quest 2との連携でBANされる可能性は高いかもしれません。
つまりFacebook側は、「積極的に個人情報を提供してほしい」というスタンスで一貫していると思ってください。
では、Oculus Quest 2でどのような個人情報を収集しているのでしょうか？
【プロフィール情報】
本名
名
姓
ユーザーネーム
メールアドレス
プロフィール写真
アバターの2D画像
【あなたに関するその他の情報】
現在および過去のユーザーネーム
現在・過去のプロフィール写真
使用する言語
【アカウントに関する情報】
アカウント作成日時
アカウント作成元
アカウントステータス
【アプリとコンテンツ】
所有しているアプリ
最近閲覧したアプリ
あなたが所有するバンドル
アプリ内エンタイトルメント
実績（アチーブメント）
フォロー中のイベント
ウィッシュリストのアイテム
名前を付けたルーム
クラウドセーブ
チャットスレッド
【Oculusデバイスに関する情報】
アカウントに登録されているOculusデバイス
関連するデバイス（Oculusヘッドセットで使用されるコンピューターの名前）
オンラインステータス履歴
Oculusホームステータス
デバイスのシェア
シェアしているユーザー
【設定】
あなたの本名が見ることができる人
本名を入力してあなたを検索できる人
友達リストを表示する相手
アクティビティを表示する相手
お知らせの設定
メール配信登録（配信登録済みのメールマガジン）
興味・関心（Oculus Exploreフィードに基づく）
アプリアクティビティのプライバシー設定
【セキュリティとログイン情報】
ログイン履歴
アクティブセッション
ロケーション履歴
【Riftホーム情報】
最終ログイン
ホームの合計
アクティブなホーム
自分のアイテム
特に注目しておきたい項目については赤文字になっています。
これらの情報は、OculusのHPから「プロフィール画像をクリック」→「プロフィール」→「プライバシーセンター」→「ユーザーデータの表示」で見ることができるため、気になる方は確認することをオススメします。
リンク先：https://secure.oculus.com/my/privacy/
※デバイスを使い続けると確認できる項目が増える場合があります
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