仮想空間で思い通りの線が描けるスタイラスペンの登場!
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仮想空間で思い通りの線が描けるスタイラスペン
ロジクールのMeta Questで使えるペン型デバイス『MX Ink』 が国内でストアを開設し、今では完売状態の人気商品となっています。
定価は税込みで15,400円とApple
Pencilよりも少々高額な印象を受けますが、従来はMeta
Questのハンドコントローラーを使用しての作業であったため、仮想空間上で細かい線を描きたいクリエイターさんには必需品になるかもしれません。
VIDEO
本体サイズは164mmで重さは29g、作業している動画などを見ると若干太いデザインに見えますが、Questのコントローラーよりも遥かに軽量なので、慣れてしまえば軽快に線を描けると思います。
MX
Inkは、完璧な圧力感度と有機的形状を備える、精巧なコントロールデバイスです。使い方を覚える必要がないツールです。摩擦のない簡単な操作で、3Dと2Dの創造に没頭。Meta
QuestアプリとMeta Settingsを活用してペアリングしてコントロール。MX
Inkは直観的になるように設計され、Metaコラボレーションと協力して、巧みに調整された没入型の体験を実現しました。
欠点としては「空間上に線を描く」という特徴から、筆圧のコントロールが紙に描くよりも難しいかもしれません。
つまり「とめ」や「はらい」などを正確に再現するのはテクニックを要する感じですね。
VRお絵描きアプリ『Tilt
Brush』などで感覚を掴んでいる方は問題ないと思われますが、精細な2次元の絵を描きたい場合は、無理せずにペンタブやiPadを活用しましょう。
仮想空間上に好きなだけ絵を描けるのは表現者にとっても魅力的な体験なので、人気が出ればロジクールだけでなく、他の開発会社も類似商品をこれからどんどん発表するかもしれませんね。
Metaアバターのアップデートで表現がより自由に
先日のアップデートにより『Metaアバター』の表現がより自由になりました。
充実したカスタマイズオブションで頭の先から足の先まで細かく調整できるので、以前より見た目を自分に寄せることが可能となった感じです。
最近では『Meta
Horizon』の拡張にも力を入れているため、それに合わせてアバターも強化されたと思われます。
……ただし、その肝心な表現は「日本人好みではない」 という印象があります。
おそらくMeta
Horizonの最大のライバルは『VRChat』だと思われますが、あちらは直接3Dモデルをアップロードできますので、自由度で比べるとVRChatに軍配が上がります。
将来的にMeta
Horizonも3Dモデルをアップロードできる仕様になるかもしれませんが、それまではメタバースのコミュニティ・プラットフォームはVRChatの一強状態が続くでしょう。
ワールドの数も圧倒的に差がありますので、この辺りをMeta
Horizonはどう対応するのか注目したいところです。
AppleはVision Proの廉価版を2025年頃に発売する予定か?
あくまで噂の段階ですが、Appleは新しいM5チップセットを搭載したVRデバイスを2025年にリリースするかもしれないと予想されています。
現在では599,800円 (!)のVision Proですが、廉価版となればiPhone
Proより少し高いくらいのVRデバイスになりそうなので、コアなAppleファンだけでなく一般的なユーザーも手に取れる商品となるかもしれません。
仮の名前は『Vision SE』らしく、より高性能な『Vision Pro
2』の後に発売するとのこと。
VRデバイスで最も売れているのはQuestシリーズとなりますが、あちらは10万円を切る値段で、最近では48,400円 の『Meta
Quest 3S』が売れてますので、Vision SEの価格設定にも注目が集まっています。
ただAppleは強気の価格で有名な企業なので、10万円を切るのは難しいと思われます。
……とは言え、例え高額でも技術力に定評のあるAppleなので、ユーザーも満足できるVR関連の商品が、今後も積極的に開発されるかもしれません。
いずれにせよ、VRに関わるOS(Meta Horizon
OSやVisionOSなど)が機能性を高めていることから、将来はスマホやタブレットに代わるデバイスとして更なる成長が期待されているため、MetaとAppleの開発競争は激しくなると考えられます。