2024年に発売すると噂される『Apple Vision Pro』について
AppleがVR業界に参入する第一歩となるデバイスについて。
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未だ詳細な情報のない『Apple Vision Pro』について
2023年の6月に発表され、すでに専用のホームページがある『Apple Vision Pro』ですが、Bloombergのレポートによると海外の販売店では専任のスタッフの雇用が進められているとのこと。
Apple Is Working on Cleaning Up Its Confusing iPad Lineup
専任スタッフはVision Proの使用方法と販売方法についてトレーニングが行われ、2024年の初頭には各店舗(米国のみ)への配属が決まり、本格的な販売が開始されるそうです。
まだ正式な発売日が発表されていないため、2024年初頭なのかは定かでありませんが、この情報が正しければ実際にユーザーが手に取って体験できるのは間近だと考えられます。
注目すべきなのはその価格、お値段は3499ドル(約50万円)になると言われているため、一般のユーザーには購入のハードルがかなり高いデバイスとなります。
ホームページの内容から、「macOS、iOS、iPadOSにおいて、Appleが数十年にわたって蓄積してきたエンジニアリング分野での革新を受け継ぎながら、空間コンピューティングに求められる高速な処理速度に対応できるよう、visionOSはゼロから設計」とあるため、専用のOSが操作できる新たなデバイスという立ち位置のようです。
【Apple公式サイト】
Apple Vision Proが登場 — Appleが開発した初の空間コンピュータ
https://www.apple.com/jp/newsroom/2023/06/introducing-apple-vision-pro/
コアなAppleユーザーは50万円でも買うという方が多いと思われますので、その先進性に触れてみようと、発売日にはVision Proの話題で盛り上がりそうな予感はあります。
一方で、人気のあるVRデバイス『Meta Quest 3』が今年の10月に発売されているため、当然ながら比較されるのは避けられません。
もしVRやMRの技術でQuest 3と同程度の体験に留まってしまうと、すでに価格の面で約40万円の差が出ていることから、Apple側に不利に働く可能性が考えられます。
筆者の個人的な意見として、VR業界は「専門分野に提供するデバイス」と「一般ユーザーに提供するデバイス」との境界が割と明確にされており、過去にも専門分野で活用する高価格なデバイスが幾つか発売されているため、今回の強気な価格設定でもさほど驚きはなく、Appleも手探りで販売を行う方針なのかもしれません。
いずれにせよ、ブランド力のあるAppleが参入することは喜ばしいので、競合他社の刺激となればVRに関わる技術も飛躍的に向上すると思われます。
The #PLAY concert that was filmed on October 15th could be for a partnership with Apple's ‘Apple Visio Pro Concert Experience’, which would allow users to be immersed in Katy Perry's residency from their living room. pic.twitter.com/Cp9FXwRngQ
— KATY PERRY NEWS (@katyperryinfos_) October 16, 2023
Googleによる翻訳「10月15日に撮影されたコンサートは、Appleの「Apple Visio Proコンサートエクスペリエンス」との提携のためのものである可能性があり、ユーザーはリビングルームからケイティ・ペリーのレジデンシーに浸ることができるようになる」
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