画像の引用:Facebook Horizon | Oculus
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2024年5月18日土曜日

楽しみの幅が広がる『SideQuest』と『App Lab』のアプリを使ってみよう!


遊べるゲームが格段に増加する『SideQuest』と『App Lab』について。

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今さら聞けない『SideQuest』と『App Lab』ってなに?


公式の『Meta Horizon Store』では様々なゲームやアプリが販売され、それらを購入している方が大半だと思われます。


しかしながら、Quest 2/3に向けて配信されているのはストア内の商品だけではありません。


比較的に審査の緩いゲーム販売サイトのSteamでは、実験的なタイトルも数多く存在しており、これらをPCにダウンロードして楽しんでいる方も数多く存在します。


これと似たようなプラットフォームが『SideQuest』『App Lab』です。



SideQuestはGitHubなどで提供されるファイルをQuest2/3にインストールする機能もあるため、使い方によってはデバイスの性能を引き上げますが、あくまで非公式なので不具合があった場合は自己責任となります。


SideQuestの使い方を説明したサイトの一覧


SideQuestの使い方は検索すると様々なサイトで説明されていますが、まず分かりやすいのが以下の内容です。


https://www.moguravr.com/sidequest-explanation/


基本的な流れとしては「開発者モードを有効化→インストーラーをダウンロード→起動してセットアップ→Quest側でアプリを連携」といった感じですね。


また、SideQuestではアカウントの作成も求められますので、事前にサインアップしておきましょう。


より詳しい内容を知りたい方は以下のサイトを参考にしてください。



また、SideQuestからの説明(英語)は以下のサイトになります。



先にも述べた通り、SideQuestは非公式のサイトなので、配布しているアプリが正常に動作しないなどの不具合は当然あります。


こうしたことを念頭に置いてアプリをインストールしてください。


公式ストアに統合された『App Lab』


2024年4月23日にストア外での配信プラットフォームであった『App Lab』が廃止となり、それまで配信されていたコンテンツは、公式ストアである『Meta Horizo​​n Store』の専用セクションで紹介されるようになりました。


つまり、『App Lab』のアプリを公式ストアで検索できるといった感じですね。


……しかしながら、公式ストアはどんなアプリがあるのか分かりにくいのが欠点です。


Meta社が正式に審査したアプリを売ることが優先なので、当然ながらApp Labのコンテンツは後回しといった感じですね。


SideQuestのサイトでもApp Labのアプリを検索することができますが、以下のサイトでも紹介されているため活用してみましょう。



App Labで配布されたアプリは、そのまま公式ストア経由でデバイスにインストールできるため、SideQuestのようにセットアップの手間がありません。


あくまで開発中のアプリであるため、何かしらの不具合はあると思いますが、公式で配布されているものと含めると一気に楽しみの幅が広がりますので、一度試してみることをオススメします。


2024年5月17日金曜日

Metaが提供する『Meta Horizon OS』でVRデバイスの市場がどう変わるのか?


『Meta Horizon OS』でVRデバイス開発の競争はさらに激しくなるのか?

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先日発表された『Meta Horizon OS』のオープン化


少し前の話ですが、2024年4月22日にアメリカMeta社のマーク・ザッカーバーグCEOから『Meta Horizon OS』をオープン化するという発表がありました。


引用:なでしこ大和【VR・ARレビュー】


サードパーティ企業がこのOSを採用して独自のVRデバイスを開発できるとのことで、すでに台湾のASUSや中国のLenovo、またMicrosoftと提携しているみたいです。


これはちょっとした話題となり、VRデバイスの開発市場ではスマホで言うところの『Android OS』のような役割を担う可能性があります。


競合となる『Apple Vision Pro』が発売され、こちらを意識しての決断なのかもしれません。


Meta社が開発した『Meta Quest 2』は、数あるVRデバイスの中で最も売れた商品として認められているも、拡大しようとしたメタバース事業は思ったように成長していないのが現状です。


そのため、こうした状況に刺激を与えるためのオープン化であると考えられます。


成長が滞ると真っ先に切り捨てるのがアメリカ企業の特徴ですが、Meta社は簡単に見捨てない感じなので、まだ良心的だと言えるでしょう。


新しいVRデバイスの発売は当分先になるのか?


テックサイト『WIRED』ではこう意見を述べています。


「(Horizon OSを搭載した)新しいハードウェアの一部が登場するまでには、おそらく数年かかるでしょう」とザッカーバーグは語っている。これに対してアップルは、すでにVision Proを発売しているとはいえ、頭に装着するタイプであるがゆえに「大きくて重い」との批判にも晒されている。いずれメガネのような形状にまで小型化されることは想像に難くないが、おそらく数年以上かかるだろう。そう考えれば、メタとアップルは、ほぼ同じ“スタート地点”に立ったとも言える。

引用:https://wired.jp/article/meta-horizon-os/


ザッカーバーグ氏が語るように、今回のOSを搭載したVRデバイスの登場は数年後になる可能性が高そうです。


一方で、Apple Visio ProもiPhoneのように「成功した」商品とは言えない状況なので、これからAppleの意地を見せるのか刮目する価値はあります。


ユーザー目線としてメタバースに関わるYoutuberなどの意見を参考にすると、やはり重さがネックのようなので、この辺りを克服するのが喫緊の課題のようですね。



引用:瀬戸弘司 / Koji Seto


おそらくOSのオープン化から、それぞれの分野(ゲーム、学習、医療など)に特化したデバイスとして軽量化を図るかもしれません。


メタバース事業はまだまだ信頼できないのか?


『ビジネス+IT』の記事ではこのような意見を述べています。


2021年ごろの熱狂の反動か、今もメタバースやXR(AR/VR/MR)に懐疑的な声は多い。最近だとPlayStation VR2(PSVR2)が販売不振で生産を一時休止するという報道や Vision Proの出荷台数予測を大幅に引き下げるとの報道が出ている。その一方で、メタのAR/VR部門であるReality Labは、Questシリーズの売上が好調で、2024年1月~3月期は前年同期から30%の売上増となったと発表した。ただし、赤字はまだ大きく、マーク・ザッカーバーグ氏は2030年代まで利益は出ないだろうとしている。とはいえ、メタは巨大な利益を稼ぎ続ける限り、Reality Labへの投資を継続していく考えだ。

引用:https://www.sbbit.jp/article/cont1/139789


また記事の続きでは、Meta Horizon OSのUIについては、AppleのVision OSと比較してまだ不十分なところがあると指摘しています。


現在のQuestのUIについては(やや厳しい意見かもしれないが)1980年代のMS-DOSと同じだ。QuestでXRアプリを切り替えたいとき、現在のXRアプリを終了して目的のアプリを立ち上げ直す。つまりMS-DOSと同じシングルタスクOSだ。OSはアプリランチャーでしかなく、UIはアプリごとに異なる。

引用:https://www.sbbit.jp/article/cont1/139789


マルチタスクに関わる技術は、長年の実績によりAppleに軍配が上がると言いたい感じなので、この辺りをMeta社がどう改善していくか見所となりそうです。


……とは言え、いくら「技術の差」が感じられても「価格の差」がApple最大の障壁になっているため、売り上げの観点から見ればMeta Questに軍配が上がります。


ユーザーとしては企業間の競争は大いに歓迎!


いずれVisio ProシリーズもiPhoneと同等の価格で売り出す可能性があるため、しばらくワクワクしながら待ってみるのも良いでしょう。


2024年5月16日木曜日

VR Chatが日本語に対応!オープンβに実装され使い易さが向上


オープンβにて日本語が対応され使い易さが向上

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ついに日本語に対応するVR Chat


VR ChatのX(旧Twitter)日本語公式アカウントから以下の内容が告知されました。



画面内のUIがほぼ日本語になるため、今まで英語だからと参加を断念していた人は、これを機にVR Chatを楽しんでみましょう!



オープンβにて日本語に変更する際は、User InterfaceからPreferred language(優先言語)で「日本語」を選んでください。


またオープンβの参加方法は以下で説明されています。



最近ではオープンβで初期ホームワールドがリニューアルされるなど、運営に力を入れている様子が伺えますので、何か大きな動きが近々あるかもしれません。


日本でも人気の高かったVR Chatですから「ようやく日本語の対応か」といったところですが、これで新規で参加する敷居もグッと低くなったと思います。


2024年5月15日水曜日

2023年12月20日水曜日

Microsoftの『Word、Excel、PowerPoint』がMetaのアプリストアに登場


Meta QuestでOfficeアプリが使えるようになりました。

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MR(複合現実)を活用してOfficeアプリを使ってみよう


先日、MetaのアプリストアでMicrosoftのOfficeアプリ(Word、Excel、PowerPoint)が配布され、一時話題になりました。



これらはプログレッシブ・WEB・アプリ(PWA)として提供されるため、Questブラウザーのブックマークよりも少しだけ便利になったという印象ですね。


背景はパススルーまたは仮想ホーム環境が使用可能なので、Quest 3なら自分の部屋を映し出せるパススルーに強みがあるため、手元を見ながらキーボードを打つことができます。


Quest 2でもパススルー機能はありますが、背景がモノクロでキーボードの文字すら読むことができない状態でした。


Quest 3になりMR(複合現実)の技術が存分に活かせるため、今回のOfficeアプリ配布は自分の部屋に疑似オフィスを作るという意味で、その第一歩と言える感じですね。


先ほども述べた通り、iOSやAndroidで配布されている無料のOfficeアプリや、WEBブラウザーを通してOfficeサービスと使うのとほぼ同じなので、より充実した機能を試したいのであれば『Microsoft 365』のサブスクを利用する必要があります。


無料で利用できる範囲は以下のサイトで説明しています(動画は有料版Office 365の簡単な説明です)。


Microsoft 365 の生産性向上アプリとツールを無料で

https://www.microsoft.com/ja-jp/microsoft-365/free-productivity-apps


3分でわかる Office 365 マニュアル


Microsoftは『Xbox Cloud Gaming(Beta)』のアプリも最近Metaのストアに提供しているため、メタバースのビジネスに本腰を入れる様子が伺えます。


2023年12月19日火曜日

メタバースで展開するE-SPORTSの未来について


メタバースでE-SPORTSは流行するのか?

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Meta Quest 3の発売でメタバースのE-SPORTSが変わる?


Metaの公式ストアを見ると、ゲームの購入サイトで「Quest 3の新機能」→「Quest 3でさらに強化」とありましたので、どんなゲームがあるのか調べてみました。



MR(複合現実)ばかり注目されがちなMeta Quest 3ですが、こうしたFPSを中心とするゲームもしっかりとアップデートが行われている様子です。


どのように強化されたのか一部のゲームの内容を読んでみると。


【BREACHERS】

Our update with Quest 3 optimizations is here! On Quest 3 (and PCVR) you can enjoy improved shadows, grass, dust particles, light effects, and a smooth overall experience. Besides all this, we’ve also added an aim smoothing slider and included plenty of other fixes, optimizations, and weapon balancing!


Googleによる翻訳

「Quest 3 を最適化したアップデートが登場しました! Quest 3 (および PCVR) では、改善された影、草、塵の粒子、光の効果、および全体的なスムーズなエクスペリエンスをお楽しみいただけます。これらすべてに加えて、照準スムージング スライダーも追加し、その他の修正、最適化、武器のバランス調整も多数含まれています!」


【Guardians Frontline】

META QUEST 3用に強化: 環境効果、リフレクション、シェーダー、リアルタイムシャドウなどを追加することで、大幅に向上したビジュアルを体験してください!


要約するとQuest 3の性能を活かした「ビジュアル強化」に力を入れている感じですね。


ただQuest 3になったことで、FPSのゲームがより快適に遊べるようになったのはあまり知られていません。


なぜならQuest 2と比較してトラッキング性能が大幅に向上したからです。



Quest 2でもFPSのゲームは遊べましたが、スナイパーライフルなどスコープを覗いて撃つ場合、トラッキング性能の不備による影響で照準を合わせるのに苦労しました。


その点、Quest 3では「銃を構えている手の位置」を正確に把握できるため、より現実的な撃ち合いが可能になったと思います。


今後、QuestシリーズはメタバースのE-SPORTSを牽引するデバイスになりそうなので、この辺りの性能向上は必要不可欠だと考えられます。


決して公平ではない現在のE-SPORTS


プロのゲーマーたちが活躍するE-SPORTSの世界ですが、単にゲームが上手いだけで生き残れるほど甘くはなく、見えない壁が確実に存在します。


その一つが「機材の性能による差」です。



掲載した動画ではハイブランド『Wooting』のキーボードを例に出しましたが、他にもマウスやディスプレイなど、それなりの投資をしなければ勝てない現実があります。


……もちろん、本体のPCやコンソールも然りです。


また「キーボード・マウス」や「パッド」、「アーケードコントローラー」などがあるように、人によって使用する機材がそれぞれ違うため、この点も公平であるとは言い難い感じです。


現在、VRデバイスはiPhoneのような携帯電話ほど普及が進んでおらず、一般ユーザーの生活に密着するような機材ではありません。


しかしながら、多様な製品がないという点において、E-SPORTSの「公平」さに有利なところがあります。


●メタバースのE-SPORTSでは使用するVRデバイスを統一する

●E-SPORTS専用のVRデバイスが開発されれば更に良し(チート対策のため)

●性能の差が出るのは回線環境くらいに留める

●デバイスを含め機材の投資額の上限を決める


これらを意識すれば、普段のランクマッチでも公平な試合を行うことができるはずです。


……実際のところ、VRデバイスでのE-SPORTSはそれほど盛り上がっている様子はなく(2023年12月現在)、ゲーム配信サイトのTwitchでも注目度はかなり低いです。


一方で、現実的な撃ち合いやスポーツ競技ができるという観点から、いつの日かE-SPORTSのメインストリームに躍り出る可能性は十分に考えられます。


今の内に根本的な問題を洗い出し、将来の「メタバースE-SPORTS」に大いに生かして欲しいところです。


2023年12月18日月曜日

CSMを活用して簡単な絵から3Dモデルを生成する


AIによる3Dモデル生成サイト『CSM』を活用して創作してみた。

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前回に引き続き『CSM』を活用して3Dモデルを創作してみました


CSMのサイトにログインし「Real-time Sketch to 3D」をクリックすると、以下の画面へと移ります。



左側にキャンパスが表示されますので、そこへ適当に手書きで線を描くとAIによる画像が右側に表示されます。


中央にあるのは「どんな画像を出して欲しいか」を指示するプロンプト入力欄で、最初は「a 3d asset of a rabbit.」と書かれており、線を入力するとウサギの絵が出力されます。


ここは「a 3d asset of a human.」など、自分が望むものを書いて調整してください。


試しに描いてみました。



この後いくつか描いてみましたが、正直なところ上級者向けという印象です。


あくまでマウスによる適当な手書き入力なので、頭の中で描いたものを正確に出力するにはかなりの慣れが必要だと思います。


これなら普通の画像生成で出力したものを3Dモデル化した方が早いような気もします。


CSMで手書きではなく、直接画像から3Dモデルを生成したものを以下に掲載します。



使ってみた感想としては、「商用利用には至らないが個人で楽しむには満足できるクオリティ」といったところですね。


また、無料のサービスだと3DモデルをRefineするまで長い時間を必要とするため、すぐにモデルが欲しい方は有料のサービスで利用することをオススメします。


CSMのコミュニティで最新の3Dモデルをアップロード↓しました。


https://3d.csm.ai/detail/SESSION_1702669539_4306506


参考になると思いますので、実際にモデルを動かしてクオリティを確かめてください。


2023年12月15日金曜日

AIによる3Dモデル生成『CSM』がアップデート!ラクガキから生成が可能に


ラクガキから3D生成モデルの生成が可能に?

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AIによる3Dモデル生成サービス『CSM』がアップデート


SNSのXでこんなポストを見つけました。



CSMは一枚の絵から3Dモデルの生成が可能ですが、今回のアップデートでラクガキから直感的に生成できるようになったみたいです。


そのCSMが公開する『Cube』というアプリケーションを活用して生成したモデルの例は、以下のサイトで確認することができます。


CSM — Turn photos and videos into 3D worlds

https://3d.csm.ai/


パッと調べただけでも、クオリティの高い3Dモデルが生成されています。


また右上の選択項目では『Image to 3D』と『Video to 3D』とありますので、画像と動画から3Dモデルを創作できます。


これに今回のアップデートでは「ラクガキからの生成」が加わったようです。


CSMにアカウント登録して実際にログインしてみると、以下のような画面になりました。



左上の『Real-time Sketch to 3D』を選択すると生成画面へと移ります。


こちらは無料でも利用することができますので、次回の記事では使ってみた感想を述べたいと思います。


2023年12月14日木曜日

Metaストアに『Xbox Cloud Gaming (Beta)』アプリが登場!


 大画面でゲームが遊べる『Xbox Cloud Gaming (Beta)』の登場!

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Quest製品で利用できるようになった『Xbox Cloud Gaming』


今ではゲームのサブスクとして広く知られている『Xbox Game Pass』ですが、その一つにクラウド環境を活用した『Xbox Cloud Gaming』サービスが含まれています。


こちらはGame Pass Ultimateに契約し、ネット回線を利用して100を超えるゲームを遊ぶことができるサービスです。


ネット回線を利用してパッド操作するため、お手持ちのPCにゲームをインストールする必要がなく、かつ低スペックのPCでも回線状況さえ良ければ快適に遊ぶことができます。


そんなXbox Cloud GamingがQuest(3、2、Pro)にも対応。


メタバースの環境を活かして大画面でゲームを楽しめますよ!




筆者はGame Passを以前から利用していますが、Cloud Gamingは本当に便利で、大容量のゲームでもインストールせずにすぐに遊べるため重宝しています。


対応するコントローラーは『Xboxコントローラー』、『DUALSHOCK 4』、『Nintendo Switch Proコントローラー』が使用可能。


PS5の『DualSense』は今後の対応が予定されているとのことです。


Xbox Game PassのラインナップはAAAタイトルも数多く揃っており、最近では『Starfield』や『龍が如く7外伝 名を消した男』など、長く楽しめる作品を気軽に遊ぶことができます。


Questのアプリでは4種類のディスプレイサイズから選択が可能で、Xboxをテーマにした没入型の仮想空間や、Quest 3またはQuest Proのフルカラーパススルーを利用してディスプレイを設置するなど、多彩な楽しみ方ができますよ。


2023年12月13日水曜日

2024年に発売すると噂される『Apple Vision Pro』について


 AppleがVR業界に参入する第一歩となるデバイスについて。

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未だ詳細な情報のない『Apple Vision Pro』について


2023年の6月に発表され、すでに専用のホームページがある『Apple Vision Pro』ですが、Bloombergのレポートによると海外の販売店では専任のスタッフの雇用が進められているとのこと。


Apple Is Working on Cleaning Up Its Confusing iPad Lineup


専任スタッフはVision Proの使用方法と販売方法についてトレーニングが行われ、2024年の初頭には各店舗(米国のみ)への配属が決まり、本格的な販売が開始されるそうです。


まだ正式な発売日が発表されていないため、2024年初頭なのかは定かでありませんが、この情報が正しければ実際にユーザーが手に取って体験できるのは間近だと考えられます。


注目すべきなのはその価格、お値段は3499ドル(約50万円)になると言われているため、一般のユーザーには購入のハードルがかなり高いデバイスとなります。


ホームページの内容から、「macOS、iOS、iPadOSにおいて、Appleが数十年にわたって蓄積してきたエンジニアリング分野での革新を受け継ぎながら、空間コンピューティングに求められる高速な処理速度に対応できるよう、visionOSはゼロから設計」とあるため、専用のOSが操作できる新たなデバイスという立ち位置のようです。


【Apple公式サイト】

Apple Vision Proが登場 — Appleが開発した初の空間コンピュータ

https://www.apple.com/jp/newsroom/2023/06/introducing-apple-vision-pro/


コアなAppleユーザーは50万円でも買うという方が多いと思われますので、その先進性に触れてみようと、発売日にはVision Proの話題で盛り上がりそうな予感はあります。


一方で、人気のあるVRデバイス『Meta Quest 3』が今年の10月に発売されているため、当然ながら比較されるのは避けられません。


もしVRやMRの技術でQuest 3と同程度の体験に留まってしまうと、すでに価格の面で約40万円の差が出ていることから、Apple側に不利に働く可能性が考えられます。


筆者の個人的な意見として、VR業界は「専門分野に提供するデバイス」と「一般ユーザーに提供するデバイス」との境界が割と明確にされており、過去にも専門分野で活用する高価格なデバイスが幾つか発売されているため、今回の強気な価格設定でもさほど驚きはなく、Appleも手探りで販売を行う方針なのかもしれません。


いずれにせよ、ブランド力のあるAppleが参入することは喜ばしいので、競合他社の刺激となればVRに関わる技術も飛躍的に向上すると思われます。



Googleによる翻訳「10月15日に撮影されたコンサートは、Appleの「Apple Visio Proコンサートエクスペリエンス」との提携のためのものである可能性があり、ユーザーはリビングルームからケイティ・ペリーのレジデンシーに浸ることができるようになる」