画像の引用:Facebook Horizon | Oculus
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画像の引用:VRChat

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2020年4月22日水曜日

VRとARはどちらが教育ツールに向いているのか?(VR英会話編)


VRとARはどちらが教育ツールとして優れているか検証してみます。
"VR TECH HAMMER" is an information site that provides articles about VR and AR.

VRとARはどちらが教育ツールとして優れているのか?


前回の記事では、VR(仮想現実)とAR(拡張現実)の違いを大まかに説明しました。

VRとARはどちらが教育ツールに向いているのか?(前編)
https://www.vrtechhammer.com/2020/04/14-VR-AR-Education-01.html

シンプルに解釈するのであれば、VRはヘッドセット、ARはスマホやタブレットの活用が中心となります。

VRの場合はゴーグル型のデバイスを用意しなければならないため、それなりのコストが必要となりますが、仮想空間で動き回れる感覚を味わえることから、好奇心を育むという意味ではメリットがあるでしょう。


VRを活用した英語学習



語学学習アプリで学ぶ



近年ではVRを活用して英会話教育を行うケースもあり、実際に人が目の前に立っているシチュエーションを想定して会話を行い、実践的な能力を磨くことができます。

3Dモデルと対面して英会話を勉強する、『Mondly VR』というアプリケーションも開発され、Google PlayやOculus、Steamなどの専用サイトで販売中。

Google Play:
https://play.google.com/store/apps/details?id=com.atistudios.mondly.vr.languages&hl=ja

Oculus:
https://www.oculus.com/experiences/gear-vr/1272636489423125/?locale=ja_JP

Steam:
https://store.steampowered.com/app/1141930/Mondly_Learn_Languages_in_VR/


動画の引用元:Mondly Languages

このアプリでは与えられた模範回答だけでなく、自分で考えて出した答えでもちゃんと聞き取ってくれるので、相手の反応を確かめながら英会話を学ぶことができます。

また学べる言語も30以上あるため、訪れる国に合わせて会話力を磨けます。

他にも、英検が提供する『売場のやさしい英会話VR 接客の英語を学ぶ』というアプリがあり、こちらは通信講座と契約すればすべてのコンテンツ利用が可能になります。

売場のやさしい英会話VR 接客の英語を学ぶ
https://apps.apple.com/jp/developer/eiken-foundation-of-japan/id571571150

こちらはVR映像を通して学ぶことができるため、実際に人と会話しているような感覚で学べるのがメリットの一つ。


画像の引用元:https://www.eiken.or.jp/

VRを活用して実践的な英会話を学ぶには最適なアプリケーションだと思います。


英会話スクールで学ぶ



近年は大手英会話スクールでもVRを活用したサービスが生まれていますが、大々的に宣伝しているものは少ないと思われます。

その原因は、まだまだVRがニッチな産業だから。

スマホを活用した安価なVRゴーグルは3,000円程度で購入できますが、より鮮明な体験をしたい方は2~10万円ほどの投資が必要になります。

つまり、「英会話を学ぶためVRデバイスを購入する」のではなく、「VRデバイスを持っているから英会話も学んでみる」という方が多いかもしれません。

大切なのは学びやすい環境を手に入れることなので、数あるオンライン英会話と比較しながら、自分に合った教育サービスを探してみてください。

ネット検索で調べてみると以下のようなサービスがありました。

没入型学習プラットフォーム『Smart Tutor』
https://www.plusone.space/


画像の引用元:https://www.plusone.space/


Smart Tutorは、複合現実(MR)と人工知能(AI)の技術を駆使して開発された、没入型学習プラットフォームです。臨場感溢れるシミュレーションや的確なフィードバックによって、ユーザーはコミュニケーション力やプレゼンテーション力、社交能力を改善することができます。

バーチャル講師が仮想空間上で英会話のレッスンを行う『Smart Tutor』。

また、AIが多次元のデータを収集・分析し、会話終了後にはコミュニケーションに関わる客観的なフィードバックを提供してくれるため、英会話のスキル向上に役立ちます。

イマース:immerse | VRオンライン英会話トレーニング
https://www.immerse.online/ja/home



英会話トレーニングサービス『イマース:immerse』はVRデバイスを活用した実践的なレッスンを行っています。


動画の引用元:immerse公式


immerse(イマース)はカリフォニアで創業した、VRを活用した言語教育のリーディングカンパニーであり、バーチャル空間の中で講師と生徒に学習環境を提供することで、より学習への「immersion(没頭)」を実現し、習得率を加速度的に上昇させることを目的に世界中に展開している企業です。

基本はアバターを操作しながらレッスンを行うため、VRの特性を生かした学習環境がイマースの強みだと考えます。


VR専用のSNSアプリを活用して学ぶ



VR専用のSNSアプリ『VRChat』や『AltspaceVR』、を活用して英語を学習するという方法もあります。

こちらは「実践的」というよりはほぼ実践なので、時にはFワードが飛び交うなど、フォーマルな英語が返ってくるとは限りません。

ただし、「仮想空間をフラフラと歩いて道行く人に声を掛ける」という状況は、VRでしか体験できない醍醐味なので、一度は試してみる価値があります。

VRChat:
https://www.vrchat.com/


動画の引用元:VRChat公式

こちらはVRChatの初心者に向けた解説動画です。


動画の引用元:〜旅するバーチャルyoutuber〜動く城のフィオ

AltspaceVR | Be there, together.:
https://altvr.com/


動画の引用元:AltspaceVR公式

どちらのSNSも共通しているのは「アバターを通して会話を行う」こと。

そのため顔出しすることなく、気軽に海外の人との会話を楽しむことができるため、よりリアルな英会話を体験できるでしょう。

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